Vol.4 発明発掘の最後の砦


発明の発掘は最後のギリギリまで諦めないことが私の主義です。

特許明細書の作成段階が、発明発掘の最後の砦です!

特許出願し、公開されてしまったら隠れた発明がそのまま公開されてしまうからです。

 


1)背景

前職で、私は発明者として弁理士さんと何度も特許出願面談を経験しました。そこでよく起きたことは、新たな発明の発見でした。

・弁理士さんの何気ない一言、「これはどうしてこうなっているのですか?」「それはなんのためにあるのですか?」

・そんな一言によって、どれだけ発明を発掘できたか。

・特許出願面談は発明発掘のためにとても重要な時間でした。

・弁理士さんとの共同作業で発明の質を高められると気付きました。

2)弊所の明細書作成方針

お客様から指示されるままに「明細書を清書する」のではなく、お客様が気付いていない発明を発掘して発明の質を高める。そんな方針で業務を行っています。

・原稿をご覧になったお客様は「私の発明にこんな内容は無かった」と思われるかもしれません。

・お客様が気付かずに潜んでいた発明を発掘できた考えて下さい。

・ただし、不要であれば削除指示をしていただければ結構です。



3)私が経験したこと

かつて、私は発明者として特許を出願した10年後に、出願時に潜んでいた発明に気付いたことがあります。

・幸運にも、優秀な弁理士さんのお陰で、潜在発明が明細書に記載されおり分割出願して登録できました。

この件は、実はとても重要な内容でした。

発明者自身は、一つの発明をすれば満足してしまい、潜んでいる発明に気付かないことが多いです。

4)二刀流弁理士ならではのサービス

弊所では、お客様が後悔しないように、明細書を作成しながら発明の発掘を行います。

・出願時に発明を認識できたか否かによって、明細書の内容は大きな差が生じます。

・例え、特許請求の範囲に記載しない内容であっても、発明と認識して明細書を作成しておけばよい結果となることがあります。

・そのため、明細書頁数は多少増えますが、ご了承願います。